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外壁塗装の業者の選び方:建設業の許可、登録団体、保証、自社施工を確かめる

公開 更新 編集責任者 鈴木 章悟

契約書類に記入する手元

外壁塗装の業者は、自分で選んだ2〜3社から同じ条件で見積もりを取り、内容と対応で比べるのが基本です。比べるときは、建設業の許可の有無(税込500万円未満の工事は許可がなくても請け負える)、国が登録した住宅リフォーム事業者団体の構成員か、有資格者や施工実績、保証の内容、自社で施工するか、を確かめます。突然訪ねてきて契約を急がせる業者とは、その場で契約しないでください。

目次
  1. 業者を比べるときのチェック項目
  2. 建設業の許可は「なくても違法ではない」場合がある
  3. 国が登録したリフォーム事業者団体
  4. 有資格者・実績・保証
  5. 自社施工の会社と、紹介サービス
  6. 選んではいけない業者のサイン
  7. よくある質問
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契約の前に、条件を満たす見積もりを2〜3社から取るのが基本です。利用は無料で、契約の義務はありません(公式サイトの表示)。

業者を比べるときのチェック項目

項目 確かめ方
建設業の許可 許可番号を聞く。許可は5年ごとの更新制※1
登録団体の構成員か 国土交通省が公表する登録住宅リフォーム事業者団体の構成員か※2
有資格者・施工実績 外壁劣化診断士などの有資格者の在籍、工程の写真つきの施工事例※3
保証 保証の有無と、何年・どの不具合が対象か※3
自社施工か 下請けに出すか、自社のスタッフが施工するか※4
見積書 数量・単価・塗料名・塗り回数が書かれているか(見積書の見方)
業者を比べる6つのチェック項目1建設業の許可許可番号を聞く(税込500万円未満は許可なしでも可)2登録団体の構成員か国の住宅リフォーム事業者団体登録制度の構成員か3有資格者・施工実績外壁劣化診断士など。工程の写真つきの施工事例4保証何年・どの不具合が対象か5自社施工か下請けに出すか、自社のスタッフが施工するか6見積書数量・単価・塗料名・塗り回数が書かれているか出典:国土交通省、リショップナビ、SUUMO をもとに当サイトが作成
業者を比べる6つのチェック項目。

出典:※1 国土交通省「建設業の許可とは」、※2 国土交通省「住宅リフォーム事業者団体登録制度」、※3 リショップナビ(株式会社じげん)「家の外壁を補修・修理する費用を症例別で解説!DIYや業者の選び方についてもご紹介」、※4 SUUMO(株式会社リクルート)「【塗料の種類別】外壁塗装の費用相場。もらえる助成金や依頼先の選び方は?(リフォームタイムズ)」

建設業の許可は「なくても違法ではない」場合がある

建設工事を請け負う営業には、建設業法第3条にもとづく建設業の許可が必要です。ただし「軽微な建設工事」だけを請け負う場合は許可がなくてもよいとされていて、建築一式工事以外の工事では、1件の請負代金が税込500万円未満の工事がこれに当たります。※1

外壁塗装の請負代金が税込500万円未満であれば、許可のない業者が請け負っても違法ではありません。許可の有無は、それだけで良し悪しを決めるものではなく、ほかの項目と合わせて見る判断材料の一つです。許可を持つ業者は、国土交通大臣か都道府県知事の許可を受けていて、許可は5年ごとに更新しなければ失効します。※1

出典:※1 国土交通省「建設業の許可とは」

国が登録したリフォーム事業者団体

国土交通省は「住宅リフォーム事業者団体登録制度」で、要件を満たす事業者団体を登録・公表しています。登録団体は、構成員の情報を開示し、消費者からの相談窓口を設け、構成員に指導を行います。構成員は契約時に必要な書面を交付し、一定額以上の工事ではかし保険(リフォーム瑕疵保険)に加入します(注文者が書面で不要と示した場合を除く)。※2

出典:※2 国土交通省「住宅リフォーム事業者団体登録制度」

有資格者・実績・保証

リショップナビ(株式会社じげん)は、外壁劣化診断士・雨漏り診断士・住宅診断士などの有資格者が在籍する会社なら、建物に合った修理方法を提案してもらいやすいとしています。ホームページに工程の写真つきの施工事例があれば、実際に施工しているかを確かめる手がかりになります。また、塗装工事では保証期間を設けている業者がほとんどなので、保証の有無と内容を確かめるよう勧めています。※3

塗装しか扱わない業者も多いため、塗り替えか張り替えかを相談したい場合は、複数の会社に見積もりを依頼して提案を比べるのが無難だとしています。※3 張り替え・カバー工法との違いは外壁の張り替え・カバー工法・塗り替えの違いで整理しています。

保証の種類、保証書で確かめること、業者の倒産に備えるリフォームかし保険は外壁塗装の保証で詳しく整理しています。

出典:※3 リショップナビ(株式会社じげん)「家の外壁を補修・修理する費用を症例別で解説!DIYや業者の選び方についてもご紹介」

自社施工の会社と、紹介サービス

SUUMOの取材記事は、受注した工事を自社のスタッフで施工する会社は、社外に発注する中間マージンが発生しない分、割安な価格になりうるとしています。地域密着で長年営業している工務店やリフォーム会社には、自社施工の会社もあると紹介しています。※4

近所に心当たりがない場合は、複数の業者を紹介する一括見積もりのサービスも選択肢です。どの方法でも、最終的に比べるのは各社の見積書と説明です。

出典:※4 SUUMO(株式会社リクルート)「【塗料の種類別】外壁塗装の費用相場。もらえる助成金や依頼先の選び方は?(リフォームタイムズ)」

選んではいけない業者のサイン

  • 突然訪ねてきて「外壁が傷んでいる」「今日契約すれば安くなる」と契約を急がせる。国民生活センターは、訪問販売によるリフォーム工事や点検商法の相談が寄せられていると注意を呼びかけています。※5 訪問販売で契約した場合は、クーリング・オフができることがあります(訪問販売の勧誘と断り方)。
  • 「助成金が使える」「火災保険で無料になる」と勧める。制度の名前を聞き、自治体や保険会社に自分で確かめてください(「助成金が使える」は本当か)。
  • 見積書が「一式」ばかりで、数量や塗料名が書かれていない。住宅リフォーム・紛争処理支援センターは、複数の見積書を取って比較するよう勧めています。※6

出典:※5 独立行政法人国民生活センター「訪問販売によるリフォーム工事・点検商法(各種相談の件数や傾向)」、※6 公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)「ポイント1 複数の見積書を取って比較しましょう」

よくある質問

外壁塗装の業者に建設業の許可は必要ですか
1件の請負代金が税込500万円未満の工事は「軽微な建設工事」に当たり、許可がなくても請け負えます。許可の有無はそれだけで判断せず、実績や保証、見積書の内容と合わせて比べてください。
外壁塗装の見積もりは何社から取ればいいですか
自分で選んだ2〜3社から、同じ範囲・同じ塗料で取るのが基本です。住宅リフォーム・紛争処理支援センターも、複数の見積書を取って比較するよう勧めています。
地元の業者と大手のどちらがいいですか
どちらが良いとは一概に言えません。SUUMOの取材記事は、地域密着で自社施工の会社は中間マージンが発生しない分、割安になりうるとしています。規模にかかわらず、見積書・保証・施工実績を同じ条件で比べてください。

出典

  1. 国土交通省「建設業の許可とは」 https://www.mlit.go.jp/totikensangyo/const/1_6_bt_000080.html /確認日 2026-09-29
  2. 国土交通省「住宅リフォーム事業者団体登録制度」(2026年10月25日閲覧) https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000090.html /確認日 2026-10-25
  3. リショップナビ(株式会社じげん)「家の外壁を補修・修理する費用を症例別で解説!DIYや業者の選び方についてもご紹介」(2026年3月26日更新) https://rehome-navi.com/articles/147 /確認日 2026-09-29
  4. SUUMO(株式会社リクルート)「【塗料の種類別】外壁塗装の費用相場。もらえる助成金や依頼先の選び方は?(リフォームタイムズ)」(2026年3月13日更新) https://suumo.jp/remodel/blog/entry/20241209/004 /確認日 2026-10-27
  5. 独立行政法人国民生活センター「訪問販売によるリフォーム工事・点検商法(各種相談の件数や傾向)」(2026年7月31日更新) https://www.kokusen.go.jp/soudan_topics/data/reformtenken.html /確認日 2026-10-23
  6. 公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター(住まいるダイヤル)「ポイント1 複数の見積書を取って比較しましょう」(2026年10月27日閲覧) https://www.chord.or.jp/reform/basic_knowledge/point01.html /確認日 2026-10-27
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外壁塗装の見積もりサービス ランキング

順位は、各社の公式サイトで確認できた対応範囲と、当サイトの広告掲載条件(成果報酬と承認率)をもとに編集部が決めています。

1位外壁塗装セレクトナビ

運営会社
株式会社サフタ
対象
一戸建て・マンションの外壁塗装・屋根塗装などの塗装工事の見積もり
対応エリア
全国
  • 依頼内容を入力すると、条件に合う塗装店3〜5社から現地調査の日程調整の連絡が入る。見積書は約3営業日が目安と公式サイトで説明
  • 登録業者は全国600社超。登録にあたり塗装業者の企業調査を行っていると公式サイトで説明
  • 利用は無料で、契約の義務はない
  • セレクトナビ経由で成約すると、お祝い金の申請ができる(金額は公式サイトで確認)

出典:株式会社サフタ「外壁塗装セレクトナビ(公式サイト・ご利用の流れ・運営会社)」(確認日 2026-09-29)

2位外壁塗装パートナーズ

運営会社
株式会社ソーラーパートナーズ
対象
一戸建ての外壁塗装・屋根塗装の見積もり(自社施工の塗装店の紹介)
対応エリア
全国(北海道を除く)
  • 紹介するのは、販売から施工・アフターまで自社で行う塗装店に限ると公式サイトで説明。施工実績100棟以上・創業3年目以上など7つの審査基準がある
  • 申し込むと、専門アドバイザーから電話で相談の連絡が入り、条件に合う塗装店を最大3社紹介。見積もり比較は無料で、契約の義務はない
  • 断りの連絡を代わりに行う「お断り代行」と、押し売りや不適切な見積もりを禁じる「イエローカード制度」がある
  • 自治体の助成金の条件(市内業者・事前登録・塗料の指定など)を調べたうえで塗装店を紹介すると、よくある質問で説明
  • 北海道の外壁塗装は申し込みの対象外

出典:株式会社ソーラーパートナーズ「外壁塗装パートナーズ(公式サイト・見積もり比較の流れ・よくある質問)」(確認日 2026-10-06)

3位リショップナビ外壁塗装

運営会社
株式会社じげん(東証プライム上場)
対象
外壁・屋根の塗装(築8年以上、1年以内に工事予定)
対応エリア
全国
  • 条件に合う塗装会社を最大4社まで無料で紹介し、現地調査の日程調整も代行する
  • 加盟会社は全国500社で、加盟前に担当者が面談して審査していると公式サイトで説明している
  • 紹介された会社と契約する義務はない。しつこい営業があれば運営会社に連絡できる

出典:株式会社じげん「リショップナビ外壁塗装|外壁・屋根塗装業者を見積り比較」(確認日 2026-09-30)

4位外壁塗装の窓口

運営会社
株式会社ドアーズ(ポート株式会社の100%子会社)
許可・登録
建設業許可 東京都知事許可(般-7)第160834号(公式サイトの表示)
対象
外壁塗装の見積もり(施工店の紹介)。築7年未満の住宅は対象外
対応エリア
全国(北海道・沖縄を除く)
  • 全国5,500社以上の加盟店から、要望に合う施工店を紹介。最大4社の相見積もりを取れる(公式サイトの表示)
  • 相談から見積もりの取得まで無料。見積もり後に断ることもでき、施工店への断りの連絡を代わりに行うサービスもある
  • 運営は株式会社ドアーズ。東証上場のポート株式会社の100%子会社
  • 北海道・沖縄にお住まいの方と、築7年未満の住宅は申し込みの対象外

出典:株式会社ドアーズ「外壁塗装の窓口(公式サイト)」(確認日 2026-09-29)

5位外装工事ヒカーク

運営会社
株式会社shalcfield
対象
一戸建て・マンション・店舗などの外装工事(塗装、屋根の葺き替え・カバー工事、防水工事、雨漏り修理)の見積もり
対応エリア
全国
  • 専属アドバイザーが建物の状態を聞き取り、業者の担当者を複数名紹介。相談・紹介・現地調査・見積もりは無料
  • 加盟業者からは固定の掲載料を受け取る仕組みで、契約時の中間マージンは受け取っていないと公式サイトで説明
  • 業者への断りの連絡をアドバイザーが代わりに行う「お断り代行制度」、クレームの多い業者を外す「加盟店除名制度」がある
  • 加盟業者の無理な営業は禁止。申し込み後、業者から直接連絡が入ることはないと公式サイトで説明

出典:株式会社shalcfield「【外装工事ヒカーク】外装工事の優良業者紹介サービス(公式サイト)」(確認日 2026-09-29)

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