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外壁の張り替え・カバー工法・塗り替えの違い:費用の目安と選び方

公開 更新 編集責任者 鈴木 章悟

金属サイディングの外壁

外壁のリフォームには、塗り替え、カバー工法(重ね張り)、張り替えの3つがあります。延床面積120平方メートル程度の2階建てでの目安は、足場を含めて塗り替えが約90万〜140万円、カバー工法が150万円から、サイディングの張り替えが約300万〜480万円です(SUUMOの取材記事)。外壁材そのものが傷む前に塗り替えを繰り返すほうが、トータルの費用を抑えやすくなります。

目次
  1. 3つの工法と費用の目安
  2. 塗り替えで済むうちに手を打つ
  3. カバー工法の注意点
  4. 張り替えで外壁材を選ぶとき
  5. 屋根と一緒に工事すると足場代を1回にできる
  6. よくある質問
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契約の前に、条件を満たす見積もりを2〜3社から取るのが基本です。利用は無料で、契約の義務はありません(公式サイトの表示)。

3つの工法と費用の目安

工法 内容 費用の目安(延床120平方メートル程度の2階建て)
塗り替え 既存の外壁に塗装し直す 約90万〜140万円から(足場を含む)
カバー工法(重ね張り) 既存の外壁の上に新しい外壁材を重ねて張る 150万円から
張り替え 既存の外壁を撤去して新しい外壁材を張る(サイディングの場合) 約300万〜480万円

金額は、SUUMOの記事で一級建築士が示している目安で、外壁だけを標準的な材料で工事した場合のものです。※1

リショップナビ(株式会社じげん)は、外壁面積100〜200平方メートルを施工する場合の目安を、次のように示しています。※2

工法 費用の目安(外壁面積100〜200平方メートル) 工期の目安
塗装 60万〜180万円 5〜14日
カバー工法(重ね張り) 130万〜220万円 10〜20日
張り替え 150万〜300万円 10〜25日

2社で金額の幅が違うのは、前提にしている家の大きさや外壁材、足場代の含め方が違うためです。どちらでも、費用は塗装、カバー工法、張り替えの順に高くなります。実際の費用は外壁材や家の形で変わるので、複数の会社の見積もりで確かめてください。

外壁の3つの工法(断面の模式図と費用の目安)塗り替え新しい塗膜既存の外壁材下地・躯体約90万〜140万円外壁材はそのままカバー工法(重ね張り)新しい外壁材既存の外壁材下地・躯体150万円から二重になり重くなる張り替え新しい外壁材(既存は撤去)下地・躯体約300万〜480万円下地の補修もできる費用は延床120㎡程度の2階建て・外壁だけの目安(SUUMO・一級建築士)。外壁材が傷む前に塗り替えを繰り返すほうが総額を抑えやすい出典:SUUMO リフォームタイムズ をもとに当サイトが作成。模式図
塗り替え・カバー工法・張り替えの断面の違いと費用の目安。

出典:※1 SUUMO(株式会社リクルート)「家の外壁の修理・補修の費用相場。火災保険は使える?DIYはできる?(リフォームタイムズ)」、※2 リショップナビ(株式会社じげん)「外壁カバー工法(重ね張り)の費用相場|施工事例や補助金情報をご紹介」

塗り替えで済むうちに手を打つ

模様のあるモルタル仕上げの外壁

外壁材を守る塗膜が劣化すると、塗り替えでは済まず、張り替えが必要な劣化に進むおそれがあります。外壁材そのものが傷む前に再塗装を繰り返すほうが、メンテナンスのトータルコストを抑えられるとされています。※1 塗り替えの目安と劣化のサインは外壁の劣化のサインで整理しています。

出典:※1 SUUMO(株式会社リクルート)「家の外壁の修理・補修の費用相場。火災保険は使える?DIYはできる?(リフォームタイムズ)」

カバー工法の注意点

カバー工法には、住みながら工事でき、張り替えより工期と費用を抑えやすいことに加え、外壁が二重になることで断熱性や防音性の向上が見込めるという利点もあります。※2

カバー工法は、既存の外壁の解体・撤去や廃材の処分費用がかからない分、張り替えより費用を抑えられます。一方で、家全体が重くなるため、施工後の耐震性に問題がないかをリフォーム会社に確かめる必要があります。また、既存の外壁や躯体の状態を確かめずに重ね張りすると、劣化が隠れてしまい、将来不具合が起きたときに原因を特定しにくくなります。※1

  • できない場合がある:外壁の下地に漏水が起きている場合や、構造材・下地が劣化・腐食している場合は、カバー工法ではなく張り替えが必要です。※2
  • 施工後は下地を補修できない:既存の外壁の上に重ねるため、工事の後に下地を直すことはできません。※2
  • 内部結露への配慮:壁の中に結露が起きることがあるため、胴縁(どうぶち)を間隔を空けて入れ、空気の通り道をつくる施工が必要です。※2
  • 外壁材は軽いものを:重さで耐震性が下がりにくい金属系サイディングを使うのが一般的です。※2

出典:※1 SUUMO(株式会社リクルート)「家の外壁の修理・補修の費用相場。火災保険は使える?DIYはできる?(リフォームタイムズ)」、※2 リショップナビ(株式会社じげん)「外壁カバー工法(重ね張り)の費用相場|施工事例や補助金情報をご紹介」

張り替えで外壁材を選ぶとき

色の違う2種類のサイディングの外壁

いま住宅の外壁材の主流は窯業系サイディングで、張り替えの際も価格は安めです。サイディングは塗料と違い、価格の高さと耐久性が比例するわけではありません。窯業系は衝撃に強く、樹脂系は水や塩害に強い、金属系は傷がつくとそこからサビが出るが傷がなければ長持ちする、というように特徴が異なります。※1

モルタルの塗り壁をサイディングに変えることもできますが、既存のモルタルを撤去して下地から作り直す大がかりな工事になり、費用が大きくなります。※1

出典:※1 SUUMO(株式会社リクルート)「家の外壁の修理・補修の費用相場。火災保険は使える?DIYはできる?(リフォームタイムズ)」

屋根と一緒に工事すると足場代を1回にできる

屋根の塗り替えや張り替えも、外壁と同じような周期で必要になります。時期を分けるとリフォームのたびに数十万円の足場代がかかるため、外壁と屋根を同時に工事するのが一般的です。※1

屋根のカバー工法・葺き替えの費用は屋根カバー工法の費用で整理しています。

出典:※1 SUUMO(株式会社リクルート)「家の外壁の修理・補修の費用相場。火災保険は使える?DIYはできる?(リフォームタイムズ)」

よくある質問

外壁のカバー工法と張り替えはどちらが安いですか
一般にカバー工法のほうが安くなります。既存の外壁の撤去や処分費用がかからないためで、SUUMOの取材記事では、延床120平方メートル程度の2階建てでカバー工法は150万円から、サイディングの張り替えは約300万〜480万円が目安とされています。
塗り替えではなく張り替えが必要なのはどんなときですか
外壁材を守る塗膜が劣化したまま放置され、外壁材そのものが傷んでしまった場合です。塗膜で守られているうちに塗り替えを繰り返すほうが、張り替えが必要になるまでの期間を延ばせます。

出典

  1. SUUMO(株式会社リクルート)「家の外壁の修理・補修の費用相場。火災保険は使える?DIYはできる?(リフォームタイムズ)」(2026年4月15日更新) https://suumo.jp/remodel/blog/entry/20240628/001 /確認日 2026-10-25
  2. リショップナビ(株式会社じげん)「外壁カバー工法(重ね張り)の費用相場|施工事例や補助金情報をご紹介」(2026年4月28日更新) https://rehome-navi.com/articles/609 /確認日 2026-09-29
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出典:株式会社サフタ「外壁塗装セレクトナビ(公式サイト・ご利用の流れ・運営会社)」(確認日 2026-09-29)

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出典:株式会社ソーラーパートナーズ「外壁塗装パートナーズ(公式サイト・見積もり比較の流れ・よくある質問)」(確認日 2026-10-06)

3位リショップナビ外壁塗装

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出典:株式会社じげん「リショップナビ外壁塗装|外壁・屋根塗装業者を見積り比較」(確認日 2026-09-30)

4位外壁塗装の窓口

運営会社
株式会社ドアーズ(ポート株式会社の100%子会社)
許可・登録
建設業許可 東京都知事許可(般-7)第160834号(公式サイトの表示)
対象
外壁塗装の見積もり(施工店の紹介)。築7年未満の住宅は対象外
対応エリア
全国(北海道・沖縄を除く)
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  • 相談から見積もりの取得まで無料。見積もり後に断ることもでき、施工店への断りの連絡を代わりに行うサービスもある
  • 運営は株式会社ドアーズ。東証上場のポート株式会社の100%子会社
  • 北海道・沖縄にお住まいの方と、築7年未満の住宅は申し込みの対象外

出典:株式会社ドアーズ「外壁塗装の窓口(公式サイト)」(確認日 2026-09-29)

5位外装工事ヒカーク

運営会社
株式会社shalcfield
対象
一戸建て・マンション・店舗などの外装工事(塗装、屋根の葺き替え・カバー工事、防水工事、雨漏り修理)の見積もり
対応エリア
全国
  • 専属アドバイザーが建物の状態を聞き取り、業者の担当者を複数名紹介。相談・紹介・現地調査・見積もりは無料
  • 加盟業者からは固定の掲載料を受け取る仕組みで、契約時の中間マージンは受け取っていないと公式サイトで説明
  • 業者への断りの連絡をアドバイザーが代わりに行う「お断り代行制度」、クレームの多い業者を外す「加盟店除名制度」がある
  • 加盟業者の無理な営業は禁止。申し込み後、業者から直接連絡が入ることはないと公式サイトで説明

出典:株式会社shalcfield「【外装工事ヒカーク】外装工事の優良業者紹介サービス(公式サイト)」(確認日 2026-09-29)

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